振り返れば良いことも悪いこともありましたが、多くの人に助けられ、50年は早かったというのが率直な感想です。入社して4直3交替勤務の職場に配属になり2年目の頃、現在の社長(当事は労働組合の執行部)とたまたまトイレで一緒になり、声を掛けて貰いました。後に労働組合の方に導かれ、行動を共にし、入れ替わりで執行部に入ることに。当事はアサヒビール社が筆頭株主で、残りの株主は、日本軽金属社とANC社という状況でした。その後、100%アサヒビールグループ会社になりましたが、労使でもって社内で大きな改革を実施するため、スーパーチャレンジ2004というものに取り組んでいました。朝から集まって会議、中勤務が始まるギリギリまで労使会議が開催されることも少なくありませんでした。一年が半年のように感じるほどでした。その矢先、アサヒビール社から、現在の東洋製罐社に全株式が譲渡されることになり、勤務形態や社内の環境・風土も大きく変わりました。
あれから17年、皆で一緒に駆け巡って来たという思いが強くあります。そのため、学生時代と就職して今日まで、公私共にあっという間の50年でした。
労働者として、この会社で最後を迎えたいと思っています。いつまでも、地元に存在し続ける企業であって欲しいと思います。
自分の50年を漢字一文字で例えると…「慶」